照々坊主のつぶやき
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2024年1月7日

七草がゆに仏と神が・・・

正月7日は、『七草』ですね。

お正月の食生活で疲れた胃袋を救うために「七草がゆ」を食べたりします。

すくすくハウスでも「七草」のお話を子ども達にします。

「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、これぞ七草」と。

毎年このお話をするのですが、今年初めて、坊守に教えてもらって、七草について深く考えさせられたことがあります。

「七草に、仏と神のいわれが混在している!」

ご存じの方もおられたかもしれませんが、私たち夫婦は今年初めて気付きました。

 

【七草】

せり・・・若葉が伸びる様子が競り合っている様子から名付けられる。

なずな・・・撫でて汚れを取り除く。

ごぎょう・・・人型。【仏の体】を意味する。

はこべら・・・茎に葉がたくさん付いている様子から繁栄を表す。

ほとけのざ・・・葉の付き方が【仏様の蓮座】に似ている。

すずな・・・カブの古い呼び名。【神】を呼ぶ鈴を表す。

すずしろ・・・大根。白いところから潔白を表す。

 

七草には仏と神が混在するんですね。知らなかった・・・

何か日本独特の文化を表していますね。

仏と神の混在、、、除夜の鐘をお寺でつき、神社・お宮に初詣する文化の日本。

私たちの生活の中に溶け込んでいます。

合掌

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