2024年4月27日に法灯継承700年法要を縁として、700年分の仏恩感謝の意を込めて、寳田院総永代経を勤めさせていただきました。
今の宝田院があるのは過去800年~700年のその時代を生きてこられた御先達のご苦労の賜物です。
節目の年に当たり、名古屋・同朋大学の安藤弥教授に「備後真宗・宝田院の歴史」という講題でご講演いただきました。
親鸞聖人の教えを伝えるべく鎌倉から寳田院開基の明光上人についてと初期浄土真宗の根付いた沼隈半島について史実や文献をもとに紐解いてお話いただきました。
宝田院の歴史について再確認する貴重なご縁でした。
5年ぶりに御斎も実施。コロナ禍を乗り越えて名物のお汁も復活!
ようやくここまで来れました。
御斎の後は、、、
宝田院所蔵の法宝物と今回新たに確認された掛け軸や文献・手紙等を特別公開しました。
改めて寳田院の歴史の重みを感じさせられました。
上の写真 左は本願寺が東西に分かれたときの様子を覗える書物
右は寳田院の宗祖親鸞聖人の御影の奥書。東西分派最初の東本願寺の法主・宣如上人の奥書が新たに確認されました。
この御影を本願寺から下付してくださったのが宣如上人ということがわかりました。
江戸時代初期のもの