2020年8月6日午前8時15分、
すくすくハウスで一斉に黙祷
広島に原子爆弾が投下され多くの方が犠牲になった夏から75年経ちました。
過去の惨劇の上に、今の平和があることを改めて考えます。
今年は、コロナウイルスの影響で広島平和公園での式典も規模が大幅に縮小されましたが、戦争で犠牲になられた多くの人への哀悼の思いと世界平和への願いは、年々拡大されるべき事です。
式典での被爆ピアノの演奏を坊守のともこ先生がすくすくハウス館内放送でみんなに聴かせてくれました。
9時15分からは、新聞に掲載されていた子どもの詩と平和式典での小学生のメッセージを朗読してくれました。
8月の誕生日会の後に、「平和の集い」を行いました。
今日は、いつもすくすくハウスの3、4歳児さんの音楽の課業を担当してくださっている、ゆめみ先生が広島平和公園からリモートで中継してくださいました。
すくすくハウスに居ながら、8月6日の広島平和公園の様子を見学できるのは、リモートならではの貴重な体験です。
ゆめみ先生、本当にありがとうございます。
今年の平和式典はコロナの影響で三密を避けるため、内容が大幅に変更・縮小されましたが、従来の吹奏楽団・合唱団に代わり、被爆ピアノの演奏が行われました。(式典での演奏の様子は、館内放送で聴きました)
被爆ピアノを引き継ぎ、修理・保管されているのが、ピアノ調律師の矢川光則さんです。
矢川さんは、毎年8月6日に平和資料館横の被爆アオギリの横で被爆ピアノコンサートを実施されています。
(写真は、昨年2019年の様子)
今年はリモートで矢川さんがライブですくすくハウスの子ども達に話しかけてくださいました。
矢川さんから、子ども達へのメッセージ(夜に改めて送ってくださいました。)
矢川さんの願いは、子ども達に届いたと思います。
こちらが、今年のアオギリ平和コンサートで使われる被爆ピアノ
(矢川さんは、被爆ピアノを数台所有されていますが、今年の平和式典内で使用されたのは、2017年ノーベル平和賞の際、ノルウェー・オスロでの記念コンサートで使用されたピアノです。今年のアオギリコンサートでは、このピアノが引き続き使われました。)
リモートですが、貴重なピアノを見せていただきました。
矢川さん!本当にありがとうございました。
今年、矢川さんをモデルにした被爆ピアノの映画が上映されています。
リモート平和公園見学は続きます。
こちらは、コンサートのシンボル「被爆アオギリ」
夏休みで登園中の常石放課後児童クラブの子ども達も真剣に目を向けます。
こちらは、式典後の原爆死没者慰霊碑の様子
原爆の子の像と千羽鶴
そして原爆ドーム
8月6日の様子を知ることは貴重な体験です。
「平和の集い」を通じて、平和のためにみんながどういう行動をとるべきか、考えられる大人になって欲しいな。と願いました。
75年目のヒロシマ、子ども達にとって、本当に貴重なリモート中継でした。