2011年の東日本大震災により、引き起こされた福島第一原発事故の影響で放射能の汚染の危険性にさらされる、福島の子ども達(Fukushima Children ＝FC)に少しでも自然の中で安心して過ごせるように、という願いから2012年から始まったFC福島の親子保養事業。今年で９年目となりました。これまでの８年間いろいろな出逢い・出来事があった中、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、当初予定していた訪問数も大幅に減り、２家族の参加となりました。
毎年、常石すくすくハウスの園児とも交流してきましたが、(写真は2019年度交流会inシーパーク大浜)
今年は、交流会が開催できませんでした。
それでも、すくすくハウスの園児達が今年もプレゼント用に貝殻ストラップを手作りしていたので、代表して卒園児でもある三須家の長女が福山駅に到着された福島の家族に手渡しでプレゼントしてきました。
２３日に福山駅で２家族をお迎えしました。左はFC親子保養の代表者・光円寺ご住職、手前は長女
年長さん手作りの貝殻ストラップを、、、
プレゼントしました。
この男の子も、第２回の時に初めて参加したときは幼稚園児だったのに、すっかり大きく成長しました。
原発事故から９年という時間が流れたことをしみじみと感じさせられると共に、９年経ってもなかなか前に進まない原発事故の処理に改めて『娑婆(しゃば)＝堪え忍んで生きていくしかない忍土』を痛感させられました。
毎年、内海町のシーパーク大浜に招待していたのですが、今年は天候不良もあり、海水浴は断念しました。
来年2021年は、FC保養事業を初めていよいよ最終年の１０年目です。最後の年に向けて頑張って生きていきたいと思います。
ご賛同いただける方は、ご協力よろしくお願い致します。
【協力金】一口１，０００円
【振込先】ゆうちょ銀行
口座番号 01360-8-50331
口座名 FC保養実行委員会(ｴﾌｼｰﾎﾖｳｼﾞｯｺｳｲｲﾝｶｲ)
他行からの振り込み 一三九(139) 当座0050331