2枚のポスター、違いが分かります?
下が従来のポスター、上が新しいデザインのポスターです。
2020年の今年は、東京オリンピックが開催され、宝田院法灯継承700年法要が厳修されるはずでした。
それが新型コロナウイルスの世界的蔓延により、それどころではなくなってしまいました。
眼に見えないウイルスの脅威に心身共に疲弊してしまっています。
オリンピックに関して言えば、一年間の延期は選手や関係者の皆様にとっては、そのショックの大きさははかりしれません。
また現役の高校3年生にとっては高校野球、インターハイ、文化系コンクール等も中止となり、一度きりの青春時代をウイルスの脅威に奪われたショックの大きさも言葉では表せません。
700年の節目の法要を控えていた当山も同様です。
そんな中、デーブ・スペクターさんのコメントが重たい雰囲気に光を注ぎます。
「『東京2020』に小さな『S』を付けると『2020年』の1年ではなく、『2020年代』という意味になり、十年間使えます」
逆境を順境に変えてしまう、その考え方に感銘を受けました。宝田院法灯700年の歴史も1320年代に様々な出来事がおこります。(※このホームページの『宝田院のあゆみ』ご参照下さい。)
2020年の1年にこだわる必要なし。
宝田院の法要にも『S』を付けて、心新たに有縁の皆様と『宝田院2020S 700年』をお迎えしたいと思います。
合掌